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特集記事

「少年の一生」収録曲(歌詞ページ)

「君の声」

君を連れて行けたなら良かった 暖かい日に

きっと世界が少し変わって見えただろう

少しづつ冷たくなる空気にココロ強張っても

何度でも巡り来る春を思い出せたろう

君の中で君は叫ぶ 大きな声

その声を押し殺して君は何がしたかったの?

その声は君が君で生きるため鳴らすべきだよ

そう答えはその声の中に

望むだけでは叶わぬ世界に僕ら立ってる

疲れ果てても日々は続く 消え入りそうな

その声は頼りなくてうまく言葉にはならなくても

その声を誰より君が認めてあげればいいんだよ

そしてそれは誰かに届くよ

僕の中に君がいると誰かが言った

それは嘘じゃないけれど本当でもない uh

いつまでもその優しさを「臆病」だなんて呼ばないでいて

何度でも新たな君が産声あげればいいんだよ

その声を押し殺して君は何がしたかったの?

その声は君が君で生きるため鳴らすべきだよ

そう答えはその声の中に

君の答えを聞かせて欲しい

「はぐれ」

いつか僕が辿り着いた答えは 間違ってはいなかった

けれど何かが足りないような気持ちが 消せなくて

そのために歌うんだと 思ってた

誰だ誰だ 僕に指図するのは

誰だ誰だ 僕は一人だぞ

何もかもが嫌になってしまっても 僕は一人だぞ

僕が僕で在り続ける事に しがみついては

いつかそれが崩れてしまう事を恐れてしまって

優しさも忘れていたけれど どうにか生きてた

誰だ誰だ 僕を追い立てるのは

決して僕は押し潰されないぞ

「誰か!誰か!」そう叫んでしまってもしぶとく生きるよ

そして僕は君を見つけたよ 「それ」が足りなかったんだ

いつか僕が辿り着いた答えの意味も変わった

君がずっと見続けてるものは きっと僕と同じ気がするんだよ

いつかどこか二人同じ風景の中に居られたら…

今か今かと待ち侘びてきたんだ ずっと君と生きてゆくんだよ

どうかどうか! 二人離れない様に それが望みだ

「漣」

掻き毟るような焦燥の類は感じたくなかった だから諦めた

平和な毎日は感謝を忘れたら 何て退屈な世界だ

だけどまだ歩き出せない 行きたい場所さえ判らない

だから何処にでも連れてってくれよ

突然に追い越してゆく急行電車を眺めてた

僕の存在など気に留めても無いんだ

ふと泣きそうな気配が 漣のように飲み込んでゆく

今ならば泣き出したって構わなかった

雨がやがて洗い流してくれればいい しがらみを

其処に残った僕の全てが醜くても受け入れよう

受け入れよう…

掻き毟るような焦燥の類は感じたくなかった だから諦めた 何を?

そしてまた追い越してゆく たくさんの光の中で

僕は化石のように埋もれてゆくのかな

ただ泣きそうな気配が漣のように飲み込んでいた

今はまだどんな夢も見たくなかった

けれど今なら泣き出したって嘘じゃなかった

「透明人間」

真夜中 帰り道を急ぐ僕の足を停めたのは

今じゃ少なくなってきた電話ボックスで 笑う彼女

いつもの寂しい街灯が照らすその景色は

スポットライト浴びてた彼女の舞台

きっと彼女は電話ボックスで恋人との語らいをしていたんだろう

でもそれで構わない

僕がもしも透明人間になることが出来たならずっと彼女を見続けてたんだろう

真夜中 帰り道一人考えてた事… 終わりの無い感情論 僕の生きる道

僕は何処か曲がった人生を真っ直ぐにしようとして

些細な言葉にも意味ばかり追っていたけど

きっと彼女のその姿を一目見た時には そんな事は全て忘れていたんだろう

でも僕らは何時だって未来へと歩いてかなきゃいけない

きっと心動いていたんだよ 紛れも無く其処で

ずっと見続けたい衝動に駆られていたのに

僕はついに透明人間になることは出来なくて

一度だけ振り返って立ち去るだけ

僕は大人になっていたんだろう

全てを知ってゆくんだろう

何か忘れていくんだろう

こんな事も忘れるよ

だから歌ってゆくんだろう…

「眠れ、良い仔よ」

「陽が昇るまでに答えを考えてみろ」目の前の命題

第一その問い自体が言葉にならない 曖昧な理解

ただ在るのは確かだ 心 身体 支配する

「あぁ 駄目だ もう駄目だ」何遍もノートに書き連ねた

あぁ 駄目だ もう二度と君に愛されることなど無い

「陽が昇るまでにそのまま眠ってみせろ」目の前の難題

第一さっきの答えじゃ話にならない 受け入れられない

存在も不確かな心 身体 犯してく

「あぁ 駄目だ もう駄目だ」何遍も小さく呟いてた

あぁ 駄目だ もう二度と君に笑顔向けられること無い

「陽が昇るまでに答えを考えてみろ」

「陽が昇るまでにそのまま眠ってみせろ」

白み始めた空…

「あぁ 駄目だ もう駄目だ」何遍もノートに書き連ねた

あぁ 駄目だ もう二度と君に愛されることなど無い

「あぁ 駄目だ もう駄目だ」何遍も小さく呟いてた

あぁ 駄目だ もう二度と君に笑顔向けられること無い

  「ノイズ」 昨夜の言葉はまだ残ってる 僕はまだ夢の中にいる 手つかずの朝食は冷めて 虚ろな目 ただ宙に舞う 何処からともなく現れた 天使の声を聞いたんだよ でも何故か 僕の耳にはノイズのよう 聞き取れないんだよ 何にも無い世界で生きてく自信はないんだ あぁそうか 僕には君しか見えてなかった どこまで行っても君と歩む道しか描いていなかったんだよ 何でだろう? 想像なんかでどうしてさ 涙が出るんだろう 今度は悪魔が現れて 「其の身を堕とせ」と唆すんだ 僕にはもう守るべきものなど何にも無い そう思えたんだよ 止まっていた命を続けるつもりは無いんだ あぁそうか 僕はもう逃げ惑うしかなかった 君にとっての僕なんかは何分の一かの存在になるだろう でも僕にとっての君は代わりの無い人になるんだろう いつかの涙がまだ残ってる 僕はまだ夢の中にいる まどろんだままの目を覚まして 僕はまた歩き出すべきだ

「少年期」

心が 求めて 探して 探して 見つけ出すまでの僕の少年期

誰もが求めて 探していたのは「自分」だったこと 気付くまでの日々

誰もが求めてた 永遠の一瞬 僕はそう知らずに生きていた

いつまでもはしゃぎ合っていた 心が溢れて

くだらない事が楽しかったんだ

時計の針が魔法のように回り出した時

世界の半分は僕らのものだった

揺れては落ちてゆく心の一粒 誰かに解って欲しくて

何かを伝えたがっていた 拙い言葉で

大人になったとか 子供でいいだとか

優しい言葉探しがやがて終わった時

僕の半分は大人になっていた

あなたにもう一度会えたら伝えたい事が

きっとあるだろうな でも言えないかもなぁ

それでも思いの丈が溢れ出した時

僕は少年に還ってゆけるだろう

いつしか歌いだしていた 少年(あなた)が溢れて

くだらない事が正しかったんだ

時計の針が魔法のように回り出してゆく…

心が 求めて 探して 探して 見つけ出すまでの僕の少年期

心が 求めて 求めている限り 終わることの無い僕の少年期


後でもう一度お試しください
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